2010-06-02 読了めも『遥かなる水の音』/村山由佳 本 村山ファンタジー異国もの。如何せん先が読めてしまう。 でも関係ない、感性をフルにはたらかせて言葉をいれる。(まぁそんなえらそうなことできてません) 「ねぇサコ、知ってる?ゲニウス・ロキって」 「ゲニウス・ロキ。ラテン語で、地霊のことをいうんだけどね。たとえば、旅した先の土地にすごく惹かれるものを感じた時は、その土地のゲニウス・ロキに気に入ってもらえたっことなんだようだよ。ほら、今のきみみたいに」(pp.138) そんな旅がしたい。