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アラサー SNSのあいだ。

2014フジロック記 3

7月26日、2日目の金曜日。
今日もいい天気。

睡眠はきっちりとる。
7時半に起きて10時半頃には会場についていたはず。
さすがに土曜日なので湯沢駅はシャトルバスを待つ列が長い。クーリッシュのバニラを吸いながら20分くらい列んだ。

お目当てのバンド
・THE HEAVY
the band apart
TRAVIS
・THE QEMISTS
Biffy Clyro
・ARCADE FIRE

偶然観たバンド
overground acoustic underground
・THE LUMINEERS


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グリーンの後方に基地を作ります。
相方は何故かゴミステーションの近くにしたがる。目印にはなるけど、巨大スクリーンでステージが隠れて見えないのだ。
まぁ基地にいることもほとんどないので気にするところではないのかも。


と、タイミングよく始まりましたトップバッター、THE HEAVY!!

THE HEAVY -Same ol - YouTube

日本ではペプシのCMに使われたことがきっかけでフューチャーされ、私も誰が歌ってるんやろうと検索していました。
サマソニの新人発掘枠でくるかなーー?と思ってたところ今年はフジロック
それに新人じゃないみたい、ごめんなさい。初来日というのに、お客さんを煽ってあおってすごく盛り上げようとしてくれる!MCでコーラスの練習をして、皆で合わせたり一体感があって楽しいライブ!
黒人さんならではのパワフルな声量は、ファンクやソウルミュージックルーツに感じさせる歌が多く、私は好きです。最近の英国男子の浮遊感あるボーカルとは反するものがあって、逆に懐かしい感じがしてイイ。
また秋頃に来日するらしい。



バンアパまで少し時間があったからホワイトを通り、フィールドオブヘブンまで行くことにした。
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昨日よりは人が多いけど、例年に比べると空いていてトイレもごはん買うのも待つというストレスがほとんどなかった。これくらいがちょうどいい。
ということでヘブンのさくらぐみでマルゲリータピザを注文!4年ぶりの快挙!なんとものの10分ほどで出来上がり。ラッキー
前回はピザ待が30分以上でvampire weekendのライブをまるまる見逃すという失態でした。それからというものの行列に警戒して食べてなかった。
美味しいピザってトマトソースが最っ高よね!!!好きな音楽を聴きながら食べるなんて、これ以上は望まないー。
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ちょうどoverground acoustic undergroundが演奏していました。
友達に教えてもらうまでトシローのバンドとは知らず、ブラフマンとは雰囲気も全然違ってた。私はトシローが苦手です。なんだか教祖さまっぽくてさ。


レッドマーキーに戻って、お次はバンアパ
the band apartです。

夜の向こうへ - YouTube

最近は単独ライブにも行ってないからラッシュボールで観た以来の2年ぶりかな。
still awakeやeric.Wのライブ定番曲もするし、新譜の街の14景からも。違和感はなく、日本語の歌を荒井さんが歌うと英語のように耳触りがよく聴こえる~。
レッドマーキーが上下にバウンドしてました。ノリノリでどこまでもセンスがよく、お洒落で。歌ってるのはいかにもラグビーしてましたっていう体格なのにねえ。
原さんのMCの糞話はしょうもなさすぎて面白かった。曲よりも鮮明に覚えてるし、さすがだ。
バンアパってこんなにも良いのにメジャーで出てこないのは何故なんだ。そんな話を相方としました。



その後、相方の会社の先輩夫婦と初対面をし、ビールをおごっていただきました。面識のない人でもフェスで知り合いに会えるってこんなにもテンションが上がるのか!奥様は暑さで少しダウンしてたけど、少し話ができました。何人かで行くともっと楽しいんやろうなぁって思った。



さてと、次はグリーンステージのTRAVISだ。
私が望んでいるものは恵みの雨!あの曲で雨降らせてください。みんなそう思ってたはず。
単独から半年でまさかフジロックで観れるなんてホント嬉しい。
前回の来日もフランはサンタクロースのように髭もじゃだったけど、髭もじゃ健在。更に神々しさとともにお爺さんになってた。

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雨は降らなかったけど、rain on meでは空を見上げる人が多かった。

Travis - Why Does It Always Rain On Me? (Official ...
新譜からはmotherとmovingが、あとはflowers in the windowとCloserが良かった。
flowers in the windowでは真ん中にメンバーが集まってギター一本を3人で演奏、さすがに単独のようにマイクなしではなかったけれど、ほっこりするシーン。

トラヴィス聴くと心が穏やかになって感極まってしまう。
あつくなったところで夕方に。

次はうってかわってケミスツです。
THE QEMISTS
プロディジー系のダンスロックバンドでデビューして以来何故かタワレコで巡り合い、衝撃的な音で即買いしたケミスツ。
考えるな、動けって感じね。アガリすぎて頭がおかしい人になってたと思う。

The Qemists - Stompbox - YouTube


晩御飯はそこまでお腹がすいてなかったので通りがかりのアヴァロンでポテトとソーセージのコンボを食べました。
相方は朝霧食堂のシチュー丼を。想像通りの味だった。
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Biffy Clyro
相方イチオシのバンド。
まさか上半身裸のムキムキマッチョの3人組とは!演奏も照明もかっこよかった。去年のレディングのトリも務めたみたい。すごいね。日本とレベルの差を感じるパワフルな、ガラスでも割れそうな演奏でした。フジロックよりむしろサマソニのソニックステージが似合う、ロック好きが惚れるバンドやなー




土曜日も忙しく歩き回ってるのでアルコールよりイオンウォーターをよく飲んだ。ポカリより甘くない。もうポカリは飲めないと思う。
疲れてる以外に、折りたたみ椅子から立ち上がるとき、しゃがむ時、お尻と腰の間がつるような感覚がずっとあった。一度、立ち上がるのに手をつかないと踏ん張れなくなる。
間違いなく、熱中症の一歩手前。バンアパの最中、イオンウォーターをがぶ飲みしたら途端にその症状がなくなったので、そのあともずっと飲んでました。助かったー。
野外にいる時は気をつけましょう。



限界が近づくころ、ヘッドライナーの登場です。
そろそろ体力の温存ということを学習しないとー。
何はともあれ、ARCADE FIRE!!!!

2008年以来6年ぶりの来日、前回の単独ではスタジオコーストでのライブが最後らしい。私がアーケードを知ったのは大学の卒業旅行でロンドンに行ったときのポスター。名前こそは知ってるものの全然思い入れもなく、相方が大好きなので貸してもらって聴くくらいでした。

結構前の方の右側で観てたんですが、周りの熱気と興奮が他のバンドとは違ってた。待ち焦がれてやっと!!っていう思いがそれぞれあるのでしょう。フジロック呼んでくるってやるよね。
一番好きなアルバムのThe Suburbsを歌ってくれて嬉しかった。大好き。隣のヒッピー風のお兄さんが全曲完璧に歌っていてびっくりした。前にいる相方は微動だにしていない様子。やっぱり前半意識が飛んでたらしい。
あんなに楽しみにしてアーケードのバンドT着ておめかししてたのになんで!(笑) 酒も抑えてたのにって悲しがってた。ははは。最後のWake upはもちろん大合唱!!みんなの大合唱で聴こえないくらい!!そして踊り狂う!!

演出も凝っていて、曲ごとにメンバーの演奏する楽器や役割が変わり、ダンスしたり、大きな人の着ぐるみみたいなものを着て出てきたり、夢の中のよう。アーケードの音楽って日本人には馴染みがうすいというか、歌詞も西洋的でわかりにくいところがあるけど、ウィンの少し儚げなメランコリーな歌声は好きやなー。そして圧倒的なパフォーマンス。日本人で観たことのない雰囲気。ザ オルタナティヴバンド。次はいつ来てくれるやろうか。




アーケードの終わりとともに、体力ないはずが、限界を越えてフジロッカーズハイに。たのしすぎる!何もかもが。
キャンプ組ならこのまま深夜1時の富士劇場でも観れるし、レッドマーキーで踊れるのになー。
そんなことを言いつつ、ゲートを後にします。
土曜日終了ー。

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