notes

アラサー SNSのあいだ。

0523 サカナクション@ZEEPOSAKA SAKANAQUARIUM 2010

ネタバレ少し注意!
というわけで閉じます。


今日は大雨。サカナクションのライブは去年のラッシュボール以来。夕日で観たサカナクションもよかったけど、単独ワンマンの演出はそれ以上。
ステージは大きな幕で覆いかぶされてて、どんな演出なんやろうってジリジリ待つ小一時間。
太鼓の音と同時に巨大な逆光になってメンバー登場。ゆらゆらMOVE SAKANACTION!って思ってたのに、初っ端から4、5曲超激しくってモシュモシュ。これは体力もたんかもって周りの人にぶち当たりながら思ってたら、一変してここぞとばかりに聴かせるナンバー”アンダー”。この曲を節目に一気に雰囲気が深海に。波の光を見て海底にいる気持ちに酔って踊って、黄緑の光線が錯綜。そんなことにいちいち気をとられている私はサカナになれない人間だと思って笑う。
あんなにモシュモシュしてたのに周りも一気に潮が引いたみたいに息をひそめて耳と目だけになる。耳と目だけ。シーラカンス。怪しげな機械を持ってオーディエンスを煽るVo.一郎くんはとても楽しそうでいつものブログで漂う雰囲気とは全く違ってみえた。
前半、MCはほとんどなく、後半も一度きり。しかも、終始話題はtwitter。ハマってるらしい。道産子、言葉が柔らかくてかわいいかった。してやったりのピースで煽るアルクアラウンド。本編最後の"目が明く藍色"あのフレーズが頭ん中をリフレイン。吸い込んでズキズキする。
【立ち止まってるだけじゃ僕らしさなんて すれ違ってく人は気付くはずもないんだ】
好きな曲がもっと好きになって、苦手やったdubが大好きになった。
ブオオーーーーン。
イヤホン越しの音だけじゃわからんもの全部が映像化されて、インストやのに強いメッセージが浮かび上がってくる気がした。いまここが忘れたくない瞬間で、今ならサイコーのサカナになれる気がする!そんなむちゃくちゃで意味不明な感情と一緒にさらわれたのは、どこでもなく深くて暗い海底やった。自分の中の。いまじょうずにおよげてる?うまくコントロールできてる?そんな自問。
本編1時間半。アンコール+ダブルアンコール1時間。
急遽セットリストに入れたってAme女とAme男のために”Ame(B)”で再び登場、アンコール!!!ピコピコAmeが降る。ライブの中で一番長かったアンコールのMCではまた、twitterの話題。どこかのインタビューで言ってた【ゆら帝、月9話】再び。会場が沸く。音楽について語る一郎くんがかわいくって、超しんけんなのだった。
そうやってみんなが音楽シーンを変えていけばいい。だって世間には音楽に無関心の人の方が多いんやもん。って。

規制されつつ会場を出たら、大雨。
北海道のサカナが大阪に雨降らす。そんな日曜日。



もちろん私は一郎くんをフォローするために、twitterをはじめました。何事にも動機づけって必要。早速バンドマンたちをフォローし、自分もつぶやいてみるけど慣れへん。@h1ro_116 です。プリーズ アド ミー!
twitterにURLを載せたらココ、筒抜けになってもた。知り合いの人はひとこえかけてくれると嬉しいかも。




01 21.1
02 明日から
03 表参道26時
04 セントレイ
05 アドベンチャー
06 Klee
07 YES NO
08 アンダー
09 シーラカンスと僕
10 Paradise of Sunny
11 ライトダンス
12 インナーワールド
13 サンプル
14 ネイティブダンサー
15 アルクアラウンド
16 壁
17 目が明く藍色

18 Ame(B)
19 潮
19 三日月サンセット
20 ナイトフィッシングイズグッド

21 白波トップウォーター
   〜拍手で夜の東側派マケ。