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アラサー SNSのあいだ。

瀬戸内国際芸術祭へ行ってきた 直島・豊島

今日は株の話は封印しまして。

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11月頭の休日に香川へ行ってきた。

3年に一度の祭典、瀬戸内国際芸術祭の開催期間に滑り込みセーフ!

大学生の頃、まだ瀬戸内の島が今みたいに注目されてなかった(されはじめた?)くらいに、

岡山に住む先輩が直島へ行こうよと言われて行ったのが7年前ほど。すごい昔のことのように感じる。

で、とても良かったので恋人を連れて行きたいと思った。

 

毎年この時期に記念ツアーみたく旅行に出かけてるのだけど、

心が洗われるような気持ちになったのは久しぶりで、また訪れたい場所のひとつです。

 

朝の7時に集合して新幹線で岡山へ。

新大阪〜岡山 間は50分です。京阪で京都へ出るのと同じくらいか。

お天気に恵まれました。

 

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フェリーは休日でも2時間に1本ほど。だからこうやってフェリーが到着すると並びはじめる。

宇野港〜宮浦港(直島)は20分。

芸術の旅がスタート。

 

  • 直島

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『南瓜』(1994)

言わずと知れた草間彌生の作品。

草間さんの初めての屋外作品がこの南瓜だそう。

(穏やかな瀬戸内海の風景に溶け込んで、そのコントラストによって、何気ない風景を特別なものに変えている。)

南瓜に群がる人を俯瞰して撮った良い感じに撮れた。

 

  • 遅めのランチ

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 いい眺めのテラス席で食べるハヤシライス。

味は…ふつうでした。海の家ならぬ島の家って感じのカフェやから、こんなもんでしょう。

隣にいた外国人夫婦にコレが日本のスタンダードと思われたらどうしようと考えてたら、彼も同じことを思ってたようです(笑)大きなお世話やな!


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南瓜リベンジ。

 

 

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安藤忠雄(1992)
ここ、かなりオススメ。

屋外作品も含めてベネッセミュージアムなので、草間さんの作品もこの一部。

内部の作品は撮影禁止。

空間そのものがアートなのか。

頭で理解しようとすればするほど、程遠いところへいってしまうから、

何も考えずに感じていればいいんかなぁと思うと楽しかった。

『天秘』 という丸い巨大な大理石に寝っ転がって空を眺めたり、瀬戸内レモネードを買って、瀬戸内海をみてぼーっとしたり。

 

また訪れたい場所。体感型美術館というのか、靴を脱いで作品ルームに入るところが多い。

モネの部屋はあまりの素晴らしさに感動した。

スケジュールを組んでいるならあらかじめネットで時間予約して行くことをおすすめします。

予約していないなら、島に着いたらまず美術館のインフォメーションで整理券をゲットしてください。

私はネット予約が満杯で絶望的な気持ちになったけど、現地で整理券をもらえました。ただ昼前に行って15時半の部でした。

 

瀬戸内は、芸術祭期間中だからか外国人客が多かったです。みんな、分厚い瀬戸芸のオフィシャルブックを抱えて、パスポートぶら下げて。期間内のリピーターも多そう。韓国人カップル、ヨーロッパ系の老夫婦、中国人ツアー客。アジア系は断トツ韓国人のお洒落さんが多かった。アメアパ系ファッションの。

 

 

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運良く港に着くと高速旅客船の空きがあって、ダッシュで乗り込んだ。

宮浦港(直島)〜高松港(香川)まで25分。

フェリーだと、定員はまず気にしなくていいけど、同じ距離に1時間かかります。

 

 

  • 旅先の夕飯

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ここ、美味しかったー!

目的のお店がなかなか見つからず、宿から近かったのでふらっと入った居酒屋さん。

お造りが新鮮で美味しい。おでん、骨付鳥、どれも美味しくて食べ過ぎた。


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 山口県の有名な獺祭をあけました。

 

宿は、今年の夏改装オープンしたばかりの「ロイヤルパークホテル高松」

なんと、ラウンジが終日無料で利用できます。

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もうすでに酔っ払いにもかかわらず、もちろん飲みに。

お酒は、生ビールサーバーが2種類ほど、ワイン、スパークリング、ウィスキー、焼酎。

カフェ、フレッシュジュースなんでもあり。アテもチーズ、ナッツ、ポテチなど。全部気の済むまで!

本棚には瀬戸内らしく、アート本がいっぱい。

もう、酔ってるからめくってるだけ…

 

その後、コンビニに繰り出し、そこで会ったおじさんがうどん屋に行くらしいので、〆にうどんを食べようとなって、ついて行って、かけうどんを。香川の人って、うどん屋で飲むのな。びっくり。

 

 

  • 2日目、豊島 

豊島美術館へ入るため、まず整理券をもらい入場時間を確認。14時半〜でした。

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バス停を降りるとこの絶景が待ってる。

 

豊島へ来て目的はコレ。

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豊島の端っこに小さな美術館があります。

いやぁー遠かった。ほんまに島の端のはし。
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ー豊島

簡単には行きつけない場所

世界の大都市から そして東京からも離れた静かで美しい島

 

心臓音を聞きに行く旅

そして、風鈴の音で満ちた森の中へ

長い道程と想いの時が大切なのだ

 

まるで巡礼のように

パンフレットにこんな素敵な言葉がありました。

あぁ意味があったんか、と。

心臓音の聞けるheartroomは不思議な空間で、言葉で説明できない

まさに未体験に踏み入れてしまった衝撃!がありました。

気になる人は是非。


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  • お昼ご飯

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タルタルフィッシュバーガー

美味しかった!

 

豊島美術館から
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フェリーまで時間が余ったので港近くの作品をみに。

ビアス・レーベルガー

『あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする』
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 そのから見たら普通の民家なのに中はドットの嵐なのである。

 

 

船も人がたくさんいるのに本数が少なく、2時間ほど前から整理券を待つ列でき、それに並んでいても乗りたい船に乗れなくて、その次の船の整理券をもらうほど 島から出るのが大変だった。

昨日の、直島は運が良かったのかなって言いつつ、結構待った。

 

 

心の洗濯をした旅。

大先輩が言ってた言葉を思い出した。