notes

アラサー SNSのあいだ。

BOOK01

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大晦日の清水寺。あの暖かさは何処へやら。
ちょうど年の瀬に発表される今年の漢字(去年ね)がどどどと展示されていて、なんて漢字なんやろ?と1人で呟いたら前で写真を撮ってたご婦人が「安」らしいですよと教えてくれた。思ったことをそのまま口にするのも悪くないな。
 
やっと寒くなってきてスキーに行けるから嬉しい!
 
 

ぼちぼち読む用

 

 

 
『雑文集』村上春樹

エルサレムでのスピーチ『壁と卵』が収録されてるからそれだけでも十分価値がある。文庫本で。

他にも音楽のテーマで過去に雑誌で連載されていたようでとても心におちた文章があった。

余白のある音楽は聴き飽きない "オーディオ雑誌でこんなことを言うのもなんだけど、若いころは機械のことよりも音楽のことをまず一生懸命考えたほうがいいと、僕は思うんです 。立派なオーディオ装置はある程度お金ができてから揃えればいいだろう、と。若いときは音楽も、そして本もそうだけど、多少条件が悪くたって、どんどん勝手に心に沁みてくるじゃないですか。いくらでも心に音楽を溜め込んでいけるんです。そうしてそういう貯金が歳をとってから大きな価値を発揮してくることになります。記憶や体験のコレクションというのは、世界にたったひとつしかないものなんです。その人だけのものなんだ。だから何より貴重なんです。"(p.111)

他にもいっぱいいっぱいあるけど、ああやっぱり村上春樹の文体と文章が好きなんやわと落ちつく。

  

 

『昭和の犬』姫野カオルコ

お風呂で読む用。文庫本で。初姫野カオルコ。斬新な構成、一人称が固有名詞じゃなかったり。幼少期は時間の流れが長く感じるからページ多めとか。半自叙録らしい。サブタイトルがその時代に流行ったアメリカンドラマ。ちょびっと切ない。

 

  

 

『この人と結婚していいの?』石井希尚

これいま読んでる。kindle版で。感想はのちほど。